2020年3月

2020.3月

 3月といえば「卒業」
「卒業」というひとつの区切りをし、新しい場所に出ていくシーズンです。
しかし、今年は新型コロナウィルスのため卒業のためのさまざまな行事は中止となり、卒業式は卒業生だけの行事となり、ついには全校休校ということになりましたね。
 新型コロナウィルスに感染し辛い思いをしておられる方、命をおとされた方も多くおられ心が痛みます。さらに、観戦された方々が疎外されるというニュースに、私たちの心の乏しさを感じずにはしられません。
加えて、必要以上の買い占めにより、本当に必要な方々に品物が行き渡らないという現象さえ起こっています。

このウィルスによって経済の危機に陥っている私たち日本。
これでいいんでしょうか。

聖書の中に、「お互いに親切にし、心の優しい人となり、神があなた方を赦してくださったようにあなた方も赦し合いなさい。エペソ4章32節」という言葉があります。
「日本人は礼儀正しく優しい」と外国の方から何回も言われたことがあります。本当に嬉しい言葉でした。
しかし、今私たちはお互いへの優しさと礼儀正しさは発揮されているのでしょうか?
疎外や買い占め、自分さえよければいいという気持ちに囚われてはいないでしょうか?
不安が私たちをそのような心に向かわせているのなら、その不安は神様に預けませんか? そして、そのような自己中心の行動や言動から「卒業」しましょう。

私も不安がないわけではありません。しかし、その不安はイエス様に預け、今私たちのしなければいけないことを考えるようにしています。
また、本当に苦しんでいる方々のために祈り、何よりもこのウィルスによることが終結するようにと祈ります。