2019.6月

2019.6月

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」イザヤ43:4

 梅雨の季節になりました。一雨ごとに紫陽花が色を増し、なんとなく憂鬱に感じるこの季節にホッとさせてくれますね。

最近は、五月病ではなく六月病があるのだそうです。五月病は新しい新入生や新入社員などが主にかかるそうです。
六月病は、すでにその生活に慣れている方々が、長い連休の後に学校や仕事に行きたくなくなるのだそうです。
 鬱な気分の時って、楽観的に考えることはまずないですよね。自分の中のダメなことを一つずつ数えたり、なぜこんなことになったのか、原因や犯人を探して益々暗闇に落ちていく・・・という感じですね。
そんな時、だれも自分の味方がいないと感じませんか? 誰も自分の気持ちをわかってくれないと感じませんか?
人はなかなか自分の気持ちをわかってもらえないものです。自分の親や子供や伴侶であっても。

ところがですよ、いつも私のそばに寄り添ってくださる方がいるって知ってましたか?
どんなに自分がダメなのかを数え上げても自分を嫌いになるどころか、私はダメな人だと十分わかっていてもなお「あなたは尊い人だ」と言ってくださる方がいるんです。

私もそう言っていただいた一人です。
私はとってもコンプレックスが強くて、人の顔を見ることが苦手でした。いつも自分はダメな人間だと思っていました。
でもその方が、「わたしはあなたを愛しているよ。私には尊い人なのだよ」と語り続けてくださいました。今もそうです。

それで、私は自分のダメなところを数えるのをやめました。私を愛してくださる方の言葉を信じてみることにしました。

そしたら、私の生き方が変わりました。あんなに嫌いだった自分の顔が大好きになりました。あんなに嫌いだった自分の性格も大好きになりました。今は、生きているということだけでも感謝です。

あなたを愛してくださっている方は、聖書の神様です。

ほら、あなたのすぐ近くにおられますよ。温かな眼差しと大きな愛であなたを包んでくださっています。

あなたのために祈っています。